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■「岩手日報」・夕刊 平成13年8月17日(金)掲載 介護タクシーお目見え 北上に県内初 乗務員がヘルパー資格 通院、買い物など世話 ◎左の写真は、県内初の介護タクシーの運行を始めた安全タクシーの車いす専用車「エンジェル号」 北上市本通り二丁目の安全タクシーは、介護タクシーの運行を今月から始めた。小原広記社長(40)と五人の乗務員がホームヘルパー2級の資格を取得、車いす専用車両や一般のタクシーに乗務し、移送だけでなく病院での受け付けや買い物の付き添い、散歩などの世話を有料で行う。県旅客自動車協会によると本格的な介護タクシーの登場は県内初。高齢者や障害者だけでなく、介護の家族らの負担軽減にもつながりそうだ。 資格を取得したのは小原社長のほか30代から60代の乗務員。早い乗務員で1月から市内の医療福祉教育施設で受講を開始、実技も含め計約130時間の講習を受け、4月に資格を取得した。 ヘルパー資格がなくても乗務員は高齢者らの世話ができるが、小原社長は「資格取得は安心の裏付けのため。タクシー利用が減る中、お客さんを待っているだけでは需要が増えない」として乗務員に取得を呼び掛けた。勤務の合間を縫い、現在1人が受講中で、さらにもう1人が講習を受ける予定で、乗務員の半数が資格を持つことになる。 資格を取得した乗務員はユニバーサルドライバーと呼ばれ、緑色のジャンパーを着用。車いす専用の「エンジェル号」を新たに1台用意し、他の一般タクシー車両でも資格取得乗務員が介護サービスを行う。 |
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○家族の付き添いがなく、1人で病院へ ○車いすで買い物やコンサートへ ○公園などの散歩に ― など利用客の求めに応じてさまざまな世話を行い、自宅のベッドからも介護する。運賃は、通常のメーター料金にユニバーサルドライバー指定料800円(1,000円で会員になれば500円)と待ち料金を合わせた分。 小原社長は「要介護者らは家族に気兼ねして外出しにくい場合がある。気軽に利用してもらえれば、介護する家族らの負担も軽くなる」と利用を呼び掛けている。 問い合わせは同社(0197・65・4324)へ。 |
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| ■「岩手日日」 平成13年8月27日(月)掲載 快走、専用介護タクシー 北上の会社 県内初、車いす対応 ヘルパー2級 乗務員の半数 取得見通しに ◎右写真は、県内で初めてお目見えした車いす対応の専用介護タクシー 北上市内のタクシー会社に、県内では初めての専用介護タクシーがお目見えした。同市本通り二丁目の安全タクシー(小原広記社長)が、今月1日から運行を開始したもので、小原社長を含め6人の乗務員がホームヘルパー(2級)の資格も取得し、本格的な介護サービス事業をスタートさせている。 高齢化社会が進む中、介護が果たす役割はますます重要になっている。同社では、これらの社会情勢などを踏まえ、タクシーの利便性を生かした介護事業を検討してきた。 現在、介護をサービスに取り入れたタクシーはあるものの、小原社長は「介護とは何か、乗務員が理解していないことには行き届いたサービスは実現できない」とし、ホームヘルパー2級の資格取得を乗務員に働き掛ける一方、県内では、初めてとなる車いす対応の専用介護タクシー「エンジェル号」を導入した。 ホームヘルパーの資格取得までには、130時間に及ぶ実習や講習が必要。小原社長は「休日返上もあり、乗務員には強制できなかった」と語るが、既に6人が資格を取得、新たに2人が取得に向けて動き出しており、資格取得者は全乗務員16人の半数に達する見通し。 介護タクシーのメリットは、介護役を務める乗務員の付き添いによる通院や買い物をはじめ、コンサートや映画鑑賞などが一人でも楽しめるようになる。さらには公園の散策や友人宅の訪問など、利用者の要望に応じてあらゆる形の介護サービスを提供していきたいとしている。一般タクシーの場合でも、資格を持った乗務員が乗車し、介護サービスを提供する。 |
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利用料は、通常のタクシー料金に加え、ホームヘルパーの資格を取得した乗務員「ユニバーサルドライバー」の指定料、それに待ち時間料金が加算される。同ドライバー指定料は、通常800円ながら、同社の介護タクシー利用者制度に入会(入会金1,000円)すると、500円の会員割引が受けられる。なお、介護タクシー事業開始記念とし、8〜9月に限り入会料金は無料となっている。 小原社長は「入会に伴い、利用者個々の健康に関するデータなどを登録。利用申し込みを受けた段階で適切な介護を乗務員に指令し、いつでも快適な介護サービスの提供を実現します」と語っていた。 同社の介護タクシーに関する問い合わせ、利用申し込みは、専用電話=(65)4324=まで。 |
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